こんにちは。「あかとら」と申します。
赤いものと虎が好き。――これだけ聞くと少し変わった趣味の人に思われるかもしれませんね。でも、そこには私なりの理由と意味があります。
赤という色は、情熱、生命力、挑戦、そして時に怒りや痛みまでも象徴する色です。燃え上がるような恋もあれば、静かに火が絶えるような別れもある。人間の感情の深部に触れる色だからこそ、私はこの色にずっと惹かれてきました。
一方、虎という動物は、私にとっての「強さ」の象徴。だけど、その強さはただ闘うことではなく、「静けさのなかにある覚悟」や「弱さを認めたうえでの優しさ」といった、もっと複雑で繊細な意味を持っています。そうありたい。そう在ろうと、いつも自分を見つめ直すとき、私のなかの虎が静かにうなずいてくれるような気がするのです。
私はこれまで、人生において数多くの「酸いも甘いも」経験してきました。
浮かれた恋、泣き濡れた夜、信じていた人に裏切られたことも、誰かを本気で傷つけてしまったこともあります。人生は決してきれいごとでは済まされません。美しいだけの恋愛なんて、どこにもない。
けれどそのなかで、「どうして人は人を好きになるのか」「なぜ好きなだけではうまくいかないのか」「別れることは失敗なのか」といった、問いに満ちた時間を、私は幾度となく過ごしてきました。
その問いに、完全な答えなど存在しないのかもしれません。でも、だからこそ私は、それでもなお人は恋をするという事実に、静かな感動を覚えます。
そして、そうした経験や思索を通して得られた、私なりの視点を、ここで少しずつでも届けていけたらと思っています。
このブログでは、恋愛の「テクニック」だけではなく、「心理」や「感情のしくみ」にも焦点を当てています。
恋愛は単なる駆け引きではなく、時に人生の深淵に触れる行為でもあります。たとえば、なぜ既読無視がこんなにも人を傷つけるのか。なぜ「好き」の言葉が重くなりすぎるのか。なぜ、相手に尽くせば尽くすほど、関係が壊れていくことがあるのか。
そこには、他人と自分との間に引かれた境界線や、幼いころの愛着スタイル、自己肯定感の揺れ、さらには現代のSNS文化が与える影響など、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
私は心理学の専門家ではありません。でも、机上の理論では語りきれない「実感としてのリアル」を持っています。
それは、数多くの恋に泣き笑いしてきた私だからこそ伝えられる言葉。失敗を恐れず、間違いをも受け入れてきた私だからこそ見える風景が、きっとあるはずです。
ときには、ズバリと刺さるような言葉をお届けするかもしれません。ときには、優しく背中を押すようなメッセージになるかもしれません。
それでも一貫して、私は「誰かの恋が、少しでもラクになるように」「誰かの悩みが、自分を責めすぎないように」と、祈るような気持ちで文章を書いています。
恋愛に悩む人たちが、自分のことを責めすぎないように。
そして、「こんな自分でもいいんだ」と、少しでも思えるように。
私の文章が、そんな心の居場所になれたら、これ以上の喜びはありません。
あかとら